犬飼さんの少女マンガへの食わず嫌いを克服させた、 風間俊介オススメの作品

撮影:鬼澤礼門

――『サレタガワのブルー』は女性向けマンガアプリ「マンガMee」で連載されていますが、犬飼さんは少女マンガはお好きですか?

以前まで全く読まなかったんですよ。自分が読んでいたジャンルとは全く違うジャンルだったから、あんまり読む機会はなく……。

でも、以前共演した風間俊介さんに少女マンガに抵抗があるんですとお話したら、『ぼくの地球を守って』という少女マンガをオススメされて。読んでみたらすごく面白かった。そこから自分の中にあった少女マンガに対する食わず嫌いはなくなりましたね。

――もともとはどういう作品がお好きだったのでしょう。

ちっちゃい頃は王道の少年誌、週刊少年ジャンプに載っているマンガをずっと読んでいました。それ以外にも、「え、そんなの読んでいたの?」と思われるような作品も結構読んでいて。

例えば、『東大一直線』『まことちゃん』とか。あとは、手塚治虫さんなど割と古めな作品や伊藤潤二さんのような怖い系の作品も自分のサブカルチャーのルーツですね。

――それは誰かの影響で読むようになったんですか?

サブカルチャーに関して、かなり寛容な家庭で育ったんですよ。おばあちゃんやお母さんがそういう昔の作品やアート系・ホラー系の作品が好きだったので、読まされていた感じでした。

――その中に少女マンガはなかったんですね。

そうなんですよね。でも、手塚治虫さんの『リボンの騎士』は読んでいましたし、『ベルサイユのばら』『エースをねらえ』『アタックNo.1』とか古い少女マンガ作品はアニマックスとかで放送されていたアニメを見ていました。

――かなり幅広く作品に触れてきたのだなと感じました。最後に、最近読んだマンガで面白かった作品を教えてください!

Netflixオリジナルアニメにもなった『終末のワルキューレ』は、以前から継続して読んでいますね。面白い。同じく継続して新刊を待っている作品は『喧嘩稼業』『呪術廻戦』とか……。

あと、最近すごく面白かったというか好きだったのは『青い車』。少し前(1996年)に発売された短編集です。

鬱々とした気持ちを抱えた若者たちの小話がオムニバス形式で収録されている作品で、複雑な人間模様になんだかなぁ……と思ったり、SFチックな要素が入っていたり。絵柄は似ていないんですけど、『空が灰色だから』という作品の奇妙さを抜いたような雰囲気もあって。すごく読みやすく面白かったです。

撮影:鬼澤礼門
撮影:鬼澤礼門

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ドラマイズム『サレタガワのブルー』
出演:犬飼貴丈 堀未央奈 岩岡徹(Da-iCE) / 高梨臨
監督:スミス
脚本:舘そらみ
原作:セモトちか(集英社『マンガMee』連載)
MBS:毎週火曜 深夜0:59~、TBS:毎週火曜 深夜1:28~放送中!

ドラマイズム『サレタガワのブルー』

ヘアメイク/加藤ゆい(フリンジ)、スタイリング/秋山貴紀
衣装協力/シャツ(シャリーフ)¥26,400・パンツ(リメール)¥5,940/シアン PR バングル¥66,000・リング¥13,200(ともにノース ワークス)/HEMT PR その他/スタイリスト私物
【問い合わせ先】シアン PR TEL 03-6662-5525 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-2-3 ルカビルII 2F〜4F、HEMT PR TEL 03-6721-0882 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-31-8 FKビル 3F