Q3「公共の場での授乳、あなたはしますか?(していましたか?)」(2択+その理由を自由回答)

気にせず授乳する 65.2%

公共の場では授乳しない 34.8%

この設問は2択としたことで、逆に心の中にある繊細な思いを自由回答欄に多くご記入いただきました。

まず「気にせず授乳する」と回答した方の中からは「気にせず、とまでは言えません」「周りにはそれなりに気を使いつつ」といった注釈を少なからずいただきました。

理由を細かく見てゆくと「赤ちゃんファーストで考えれば当たり前」「外出を楽しむために、するべきことをしただけ」という“堂々と授乳”派から、「どうしようもないときがある」「赤ちゃんが大声で泣いて迷惑がられるよりずっとマシだと思ったから」という“致し方なく授乳”派まで、これまたさまざまな背景が伺えます。

公共の場では授乳しない方にも「落ち着いてできないから」「胸が見えたら恥ずかしいし猥褻物陳列罪になると思っていたから」というようにご自身の感じ方や認識に従うケースのみならず、「周りの目が怖いから」「文句を言われたくないから」「授乳室があればちゃんと使います」等々、取り巻く環境にプレッシャーや危機感を覚えて決めている層も。

また「公共の場では授乳しない」という回答には「子どもがいないから」「母乳が出なくてミルクだったから」「ミルク育児を考えているから」という方々のものも含まれており、「公共の場での授乳」がいわゆる“母乳ママ”のみの問題ではなく、いま広く社会的な関心を集めていることを如実に示す結果ともなりました。

今回のアンケート3問を通じた全体的な傾向として「公共の場で授乳してやるぞ!」という全肯定派や「人前では絶対にすべきでない!」の全否定派の間で、女性も男性も、子どもがいる人もいない人もそれぞれに「どうしたらいいのだろう」と悩んでいる姿が浮き彫りになりました。

「全日本おっぱいサミット」でスペシャリスト&参加者がともにワイガヤ!

ハピママ特集「専門家と考える 公共の場での授乳問題」ではこれまで、このテーマについて社会的に、医学的に、法的に、専門家の先生方と考えてきました。

それでもなおアンケートから見えてきたのは、解決策を見つけられずに苦しむママの泣き顔だったり、社会の困惑した表情だったり・・・

11月3日(祝・金)東京・表参道で開催される「全日本おっぱいサミット」では、今回のアンケートの集計結果等をもとに、記事でご紹介しきれなかったご意見も織り交ぜながら、“おっぱい界”のスペシャリストたちが多様な“おっぱい観”を紐解き、参加者の皆さんとワイワイガヤガヤ、多彩な解決策を探ります。授乳服を着用したママと赤ちゃんによる【授乳ショー】も実演します。ぜひお越しください。

アンケートも、まだまだ回答を募集しています。あなたの考えや思いが、問題解決のきっかけになります。この機会にぜひ、皆様の“生の声”をお聞かせください!

15の春から中国とのお付き合いが始まり、四半世紀を経た不惑+。かの国について文章を書いたり絵を描いたり、翻訳をしたり。ウレぴあ総研では宮澤佐江ちゃんの連載「ミラチャイ」開始時に取材構成を担当。産育休の後、インバウンド、とりわけメディカルツーリズムに携わる一方で育児ネタも発信。小学生+双子(保育園児)の母。