スマホやPC作業で凝り固まった体をそのままにしておくと、肩こりや頭痛の元になったり、緊張感が取れなくて眠りが浅くなったりします。そして知らず知らずのうちに疲れが溜まっていき、慢性的な冷えや肥満など不調を呼び寄せてしまいます。
それらを自分で改善できる方法が「ストレッチ」です。
ストレッチといえば体の筋肉を伸ばすストレッチを思い浮かべますが、今話題になっているのが、アスカ鍼灸治療院院長の福辻 鋭記さんの「骨盤・背骨ストレッチ」というものです。
福辻さんの書籍『たった一週間で 身長を3センチ伸ばし ウエストを5センチ減らす 骨盤・背骨ストレッチ』からご紹介していきます。
ウエストを−5センチ!骨盤ストレッチ
骨盤ストレッチは、バスタオルで作った枕の上に寝るだけ。
用意するものは、バスタオルとビニールひも。そしてベッドや布団以外で横になれるスペースを確保します。
「バスタオル枕」の作り方
バスタオルは縦60センチ×横120センチ程度の、標準的な大きさのもの。使い古しのものでかまいません。
枕を身体にあてたとき痛くないよう、ビニールひもは平たいタイプのものを選びましょう。
縦60センチ×横120センチのタオルなら、4つに折って横幅を約30センチにしたうえで、2枚分重ねます。巻いているうちに上下のバスタオルがずれてくるので、 下のバスタオルよりも上のバスタオルが5センチほど手前にくるようにしましょう。
それから、2枚のバスタオルを重ねたまま、端から巻いていきます。
身体の重みで枕がつぶれないよう、できるだけかたく巻いていきます。重ねたバスタオルが横にはみ出さないよう、気をつけましょう。
枕の高さは1 0センチ程度がベスト。高すぎたり低すぎたりするようであれば、バスタオルの厚さや枚数を変えてみましよう。
巻き終わったら、 ビニールひもできつく縛ります。 枕がゆるまないようしつかり力を入れて、ひもが食い込むくらいきつく巻きましょう。
同じ要領で、もう1個バスタオル枕を作ります。2個の枕は同じ高さになるようにします。