一般の人たちもそうなのかな?

--そうですね。今回、佐江ちゃんが新しく、なおかつ年下のメンバーとチームを組むことによって、「新しい風」を送り込んでアウトプットしたのは印象的でした。「今までの仕事の仕方でいいのだろうか」と、考える同年代の人の参考にもなると思いますよ。

そう言ってくださって、私も嬉しいです。大切ですよね、新しいものを受け入れるのは。

私自身は、新しい現場や人に出会うのが大好き。だから、今の時代に合った生き方ができているのかなと思います。でもそれと同時に、古風なルールにしがみついている自分もいるんです。

今は、「“新しい風”を感じていかなきゃいけない時代に入った」って言えるのかな。私自身はもちろん、芸能のお仕事だけではなく、一般の会社でお仕事をしている人たちにとっても、そう言えるのかもしれませんね。

あれれ…、今年を振り返えるはずが…、カレンダー作りの話ばかりになっちゃいましたね。

--いえいえ、佐江ちゃんにとって初のプロジェクトでしたから、今年の大事な出来事のひとつですよね。

記憶は上書きされていっちゃうから、年の初めの頃の記憶は薄れちゃって(笑)

--記憶といえば、佐江ちゃんの記憶力には、いつも驚かされています。今日の撮影の時も、「去年もこの時期に、この場所で、こういう衣装を着て撮影しましたよね」って、話していましたよね。(第31回)

フォトギャラリー【本文未掲載分もあります】「ミラチャイ☆」連載 第31回

「ミラチャイ☆」で着た衣装と、撮影した場所に関しては、ちゃんと記憶していますよ。「ミラチャイ☆」撮影の記憶は、どうして鮮明なんだろう?

--写真や、映像としての記憶の方が、鮮明に残りやすいんでしょうか。

それは絶対そうだと思います。

--例えば、数字の羅列を覚えるとき、数字をひとつずつ覚えるより、全体を「絵」や「映像」として覚えると、記憶に残りやすいとかいいますよね?

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