AKB48グループのときも、今ミュージカルで大きなカンパニーになったときも、スタッフの方々1人ひとりに、感謝の気持ちを込めてお仕事をする。その気持ちは、自分でも忘れていないつもりだったけれど…。
やはり、カンパニーが大きくなると、1人ひとりと関わったり、ふれ合ったりする時間が持てていなかったと感じていたんです。
『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』では、出演者も6人だけで、スタッフの皆さんとも、すごく近くでコミュニケーションが取れていて。「皆で作品をつくっている」っていう感覚を、より感じられた作品でした。
私がのどを痛めてしまったときも、音響さんが繊細な音まで調整して支えてくださって。もちろん、これまでのミュージカルでも、音響さんが私のその日の状態を見て、調整してくださっていたと思うんです。
けれど、自分から積極的に音響さんと会話を持って、その日の状態を話しながら細かなコミュニケーションを取れた経験は初めてだったから。感謝の思いが募りますし、そうすることで、作品への責任感もより強くなるのを感じました。
こういう経験も含めて、『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』は、自分にとって「いい記憶」と「いい記録」になった作品だったと思っています。
あとは、「作品以外」のところで「人間として変わることができた1年だった」と、すごく感じます。
「良(よ)い加減」と、本当に呪文のように意識していた1年だったから。(第36回)
「完璧じゃなくていいんだ」って意識し始めた最初の頃は、“本当に、これでいいんだろうか”と、思いながら過ごしてました。でも、ようやく自分の身に付いてきたのを感じています。そうなれたことが、今年いちばん、うれしかったことかもしれません。
--「良い加減」は、日々意識していた?
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[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
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[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
連載9年間の最後の取材で、佐江ちゃんがお話してくれた内容を、今回と最終回となる次回でたっぷりお届けしていきます。今回はこれまでの撮影や、今楽しみにしていることについて。情報解禁となった『キングアーサー』に出演を決意したきっかけも聞きました!
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[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】
2013年にスタートした「ミラチャイ」連載。今回は、佐江ちゃんが9年間の連載期間を通して“自分はここが成長したな”と、思うことを話してくれました。アイドル卒業後、まもなくして立ちはだかった壁を乗り越えながら、次第に気づいたとても大切なこととは?
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[第57回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「今につながる、人との出会いと仕事」【1】
ミラチャイ連載の9年間を振り返る1回目は、今に繋がるお仕事や、人との出会いに焦点をあてていきます。上海で活動できなかった時期を支えてくれた作品『クザリアーナの翼』や、地球ゴージャスさんへの思い。連載終了を発表した経緯についてもお話します。
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[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。