歌手のおかゆが、ニューアルバム『おかゆウタ ~カバーソングス2~』の発売を記念した無観客配信イベントを1月26日に東京・池袋のライブハウス・Space emo 池袋で開催した。
平成のおんなギター流し&シンガーソングライター
2019年5月にシングル『ヨコハマ・ヘンリー』でメジャーデビューを果たしたおかゆは、“平成のおんなギター流し&シンガーソングライター”としてテレビやラジオで活躍。現在最新シングル『星旅』がロングセラーを記録している。
イベントではカバーアルバムに収録されている岩崎宏美「思秋期」、八神純子「みずいろの雨」、ペドロ&カプリシャス「五番街のマリーへ」、さらにアンコールで「氷雨」など全6曲を熱唱。
ライブ終了後にはインターネットサイン会を行い、アルバムをSpace emo ONLINE STOREで予約注文した人全員にジャケット型ミニ色紙をプレゼント。
その中から抽選で5人に当日撮影のチェキもプレゼントされるなど、最後まで多くのファンとの交流を長時間にわたって楽しんだ。
2枚目のカバーアルバムはおかゆならではの世界観と歌唱力が聴きどころ
彼女にとって2枚目のカバーアルバムとなる今作には、ラッパー・心之助のヒット曲「雲の上」をはじめ、高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」、玉置浩二「メロディー」、シュガー・ベイブ「DOWN TOWN」などバラエティーに富んだ全10曲を収録。
特に詩人で童話作家・宮沢賢治が作詞作曲した「星めぐりの歌」や日野美歌「氷雨~流しスタイル~」(編曲・おかゆ)は、おかゆならではの世界観と歌唱力が聴きどころとなっている。
アルバムの選曲について彼女は「1曲目は、いまSNSでバズっている心之助さんの『雲の上』を収録させていただきましたが、演歌・歌謡界には吉幾三さんというラッパーの大先輩もいらっしゃるので、私もちょっと挑戦してみようかなという気持ちで歌わせていただきました(笑)。
『残酷な天使のテーゼ』は、カラオケでよく歌われていますし、流し時代にもリクエストが多かった私の大好きなアニメソングです。それに、思い入れのある曲の数々をカバーさせていただきました」とコメント。
さらに「前回は、昭和、平成、令和の3つの時代の名曲をカバーし、今回は、明治、昭和、平成、令和の4つの時代の名曲をカバーさせていただきました。
なかでも(明治時代の)宮沢賢治さんが作曲もなされていたのには驚かされました。時代を超えて、人生の大先輩方から私よりも年下のヤングの世代まで幅広い方々に聴いてほしいですね。
カバーソングス1では、カバーしたことによってシティポップスという新たなジャンルへの開拓につながったので、カバーソングス2からもまたいろんな感性を吸収して自分の新作、新曲としてアウトプットしていけたらいいなと思っています。
令和に時代が変わってもこうやって歌い継がれていくのは、歌手と楽曲の力がすごく大きいわけですから、私もそうやって歌い継がれていく曲を作って歌っていきたいという意気込みで、オリジナルと同じくらい魂を込めて歌っています」と熱っぽく語った。
本イベントのアーカイブ映像は、YouTubeで2月2日18時30分まで公開中。またアルバム収録曲より「雲の上」「メロディー」のMusic Videoが公開された。
※2月2日(水)18:30まで公開中
リリース情報
カバーアルバム『おかゆウタ ~カバーソングス2~』
Now On Sale
価格:税込3,000円
【収録内容】※カッコ内はオリジナル歌手
1. 雲の上(心之助)
作詞:心之助 作曲:心之助・ES-PLANT 編曲:高田 透
2. 残酷な天使のテーゼ(高橋洋子)
作詞:及川眠子 作曲:佐藤英敏 編曲:阿部靖広
3. メロディー(玉置浩二)〜ライブ録音〜
作詞:玉置浩二 作曲:玉置浩二 編曲:多田三洋
4. 東京(やしきたかじん)
作詞:及川眠子 作曲:川上明彦 編曲:斉藤真也
5. 思秋期(岩崎宏美)
作詞:阿久悠 作曲:三木たかし 編曲:斉藤真也
6. みずいろの雨(八神純子)
作詞:三浦徳子 作曲:八神純子 編曲:斉藤真也
7. 五番街のマリーへ(ペドロ&カプリシャス)
作詞:阿久悠 作曲:都倉俊一 編曲:斉藤真也
8. DOWN TOWN(シュガー・ベイブ)
作詞:伊藤銀次 作曲:山下達郎 編曲:斉藤真也
9. 星めぐりの歌
作詞・作曲:宮沢賢治 編曲:高田 透
10. 氷雨(日野美歌)〜流しスタイル〜 ※ボーナストラック
作詞・作曲:とまりれん 編曲:おかゆ
イベント情報
『おかゆウタ ~カバーソングス2~』発売記念コンサート『有楽町で歌いましょう!』
2月6日(日)東京・よしもと有楽町シアター
【チケット情報】
・前売:税込2,200円
・当日:税込2,500円
※全席指定