肌が弱い子は塩素の量も注意しよう

スイミングスクールに見学に行くと、プールサイドに近寄っただけで塩素の強い臭いが鼻をつくことがあります。その場合は相当塩素を使っていますので、アレルギー体質の子や、肌が弱い子には向きません。

最近は肌に優しい消毒液を使っているプールもありますので、そのようなところを選びましょう。

コーチ間の申し送りがされているか

特定のコーチではなく、複数のコーチが子どもに関わる教室があります。そんなとき、コーチによって指導方法が違うと子どもは戸惑ってしまいます。

また「この子はどんなところが苦手でどんなことは得意か」など、個々の子どもの情報がコーチ間で共有されているスクールを選びましょう。

選手育成の力の入れ具合は?

「◯◯スクール出身、◯◯大会優勝」などをアピールしている教室は、水泳選手の育成に力を入れていたりします。

すると、あまり運動が得意でない子は放っておかれるケースもあります。また、上手い生徒と比較されて叱られてばかりいたら、水泳が嫌いになってしまいます。

もし「うちの子は水が苦手だから泳げるようになってほしい」という動機だった場合、スパルタ式の指導は子どもに大きなストレスになるので逆効果です。水泳教室をよく見学して、コーチ一人一人の人柄や生徒との関わりを観察しましょう。

有名コーチが指導していたり、有名選手を輩出しているなどの評判に振り回されないようにしましょうね。