木村世治、松岡充、The Brow Beatらも登場

木村世治 撮影/上野宏幸 (株式会社LINKSOLU)

続いて、木村世治が「FLAME」を歌い始めると、ステージの上の空気が一変する。ZEPPET STOREからインスピレーションを得てhideが作ったというこの曲を、ZEPPET STOREの木村が情感たっぷりに歌いあげる。

松岡充(SOPHIA) 撮影/上野宏幸 (株式会社LINKSOLU)

ピンクのヘアに黒いマスクの松岡充(SOPHIA)が歌うのは、「ROCKET DIVE」。黒にイエローラインのパーカーというスクリーンのhideと同じ衣装に身を包み、まるで3つのスクリーンに3人のhideがいるようだ。間奏終わりで、ステージから飛び降り、会場を走り回る動きもhideを彷彿させ、会場の隅々まで盛り上げていた。

The Brow Beat 撮影/上野宏幸 (株式会社LINKSOLU)
The Brow Beat 撮影/上野宏幸 (株式会社LINKSOLU)

Ryuji、HAKUEI(PENICILLIN)の2人から成るバンドプロジェクトThe Brow Beatは、「DICE」「ピンク スパイダー」を妖艶に披露。タイプの違う2人のヴォーカルが豪華絢爛な打ち掛けを羽織り、迫力いっぱいに激しくも退廃的な世界を表現した。

ここで、15分の休憩・換気タイム。この時間を使って、会場内にブース出展として参加した「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」「Team-K」「NPO法人若者メンタルサポート協会」のメンバーが、ステージから活動の告知。

ブースでは募金活動や援助資金のための書損じハガキ回収、ボランティアグッズ販売など、こんなところにも、社会貢献運動に積極的に参加していたhideのスピリッツが受け継がれていることを感じられる。

左からCUTT、チャンス大城、ゲッターズ飯田、西崎ゴウシ伝説(Calmera) 撮影/上野宏幸 (株式会社LINKSOLU)

続いて、CUTT、西崎ゴウシ伝説(Calmera)、ゲッターズ飯田、チャンス大城によるSpecial Talkが始まった。自らhideの大ファンであることを公表しており、普段からhideのマニアックな話をしているというCUTTと西崎ゴウシ伝説は、コロナ以前には2人でトークショーをやっていたこともあったという。

高校生時代にXのコピーバンドをしていたチャンス大城は、芸人として挫折した時に「ROCKET DIVE」を聞き再び夢に向かってチャレンジすることを決めたと熱く語る。ゲッターズ飯田はhideの性格や運気を占い、「今年の夏は非常にいいので、映画もきっといいでしょう」と嬉しい報告をしてくれた。