CUTT、TAKA、木村世治らによるアコースティックコーナーも

ライヴのインターミッション的な4人のトークが終わるとステージにCUTTが1人残り、「音楽に戻しましょう。わたくしの仲間を呼びたいと思います」といって、TAKAと木村世治をステージに呼び込む。

「こんなコーナーもあっていいんじゃないかと思って、アコースティックをやりたいと思います」と言い、演奏が始まったのは、「LEMONed I Scream」。木村がギターを弾き、3人がそれぞれのスタイルで想いをこめて歌う。ラストでは、スクリーンに映るhideそしてhideバンドのメンバーと一緒にボックスステップも披露し、ほのぼのとした雰囲気を醸し出していた。

柩(NIGHTMARE) 撮影/上野宏幸 (株式会社LINKSOLU)

hideと同じ迷彩色のパーカーを着て、「横浜、遊ぼうぜ!」と登場したのは柩(NIGHTMARE)。ソロ活動でヴォーカルをとる時もギターは必ず持っている彼が、この日はギターを持たずに「BACTERIA」を熱唱。「まだまだいけますか、横浜!」と客席をあおり、ラストは「hideさん、サイコー! ありがとうございました」と敬愛するhideへの想いを爆発させていた。

JUON 撮影/上野宏幸 (株式会社LINKSOLU)

「はじめまして、JUONです」と挨拶し、ギターを持って「ROCKET DIVE」を歌ったのはJUON。ミュージシャンとしてのキャリアは長い彼が、2022年7月8日(金)に全国上映が決定した映画『TELL ME 〜hideと見た景色〜』ではhide役を演じている。

hideファンの前で初めて演奏することは相当なプレッシャーもあったと思うが、ステージの端まで行ってお客さんをあおったり、MASATOとRYOと3人並んで演奏したりと、伸び伸びとプレイしている。ラストは、「We love hide!」とシャウトし、観客から大きな拍手を浴びていた。