ベネチアからフィレンツェまで高速鉄道の旅
イタリアの高速鉄道にはイタロ(右)とトレニタリア(中央)がある。ネット予約が便利だが、駅で紙の切符を買うこともできる
イタリアはベネチアだけでなくフィレンツェやローマにも行きたかったので、イタリアの新幹線と呼ばれる鉄道「イタロ」を利用してみた。
イタリア鉄道にはイタロとトレニタリアの2種類があって、どちらも同じ駅を利用しており、サービスや価格も似たりよったり。先に来た電車や、座席が確保できたほうの電車に乗る、といった具合だ。
乗る車両によっても異なるが、トレニタリアよりイタロのほうが席はゆったりしている。
電源コンセントやUSBポート、カップホルダーなども完備。もちろんリクライニングシートで、トイレや荷物置き場も清潔感がある。
そして、各車両にエスプレッソの自販機があるところはさすがイタリアである。缶ではなく、豆からひいた新鮮なエスプレッソが飲めるのだ。
イタロの車内にはエスプレッソ自販機があってびっくり。種類も選べて、豆から挽いてくれる
ベネチアからフィレンツェはわずか2時間だったが、ずっと車窓を眺めていたいくらい素晴らしい列車の旅だった。
フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の前でテイクアウトのピザを食べる筆者
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