教室へ通うからこそ得られるものがある。金継ぎ講座の魅力

漆を使うため、素材が肌に合わないなどで断念する方もいるそうですが、多くの人が一度体験するとハマる金継ぎ。 

その工程は、手を動かすことが好きならば惹かれること間違いなし。

生徒さんは黙って器と向き合っていました

「不器用な方でも知識がなくても、器が好きなら問題ありません。必要に応じて講師も手伝うので、安心して通っていただけます」

技術を習得すれば、自宅で材料を揃えて作業することも出来ると思います。

それでも講座に通い続ける人が多いのだとか。

「ほかの受講生とお会いしたり、家を離れて自分ひとりの時間に没頭したり、参加者の目的も色々です」

割れたワイングラスの足を金継ぎで変えることも

最後に、一度体験した人がハマってしまって金継ぎの最後の魅力は何なのか、考察しました。

「自分が思い描いたものに近づいたときの喜びはひとしおですよね。また、金継ぎを通して、器や自分自身と向き合う時間そのものを楽しんでいるのだと思います」

手塩にかけて、より魅力的に変わる器を生み出す。 丁寧で贅沢な暮らしを手に入れられる大人の習い事だと感じました。

朝日カルチャーセンター新宿教室・講座情報

金継ぎA 器をよみがえらせる / 第2・4週金曜 15:30~17:30 /全5回

受講料(税込)会員 18,700円 /設備費(税込)825円

金継ぎB 器をよみがえらせる / 第2・4週金曜 18:00~20:00 /全5回

受講料(税込)会員 18,700円 /設備費(税込)825円

一からはじめる金継ぎ 本漆で繕う /第1・3週 日曜 10:30~12:30 /全5回

受講料(税込)会員 18,700円 /設備費(税込)825円

※別途材料費が必要です

モバイルコンテンツ業界生まれ、ウェブ業界育ち。企画・ディレクション・運営業務等を経験し、現在はフリーライター/WEB編集として活動中。主な執筆分野は女性、健康、ライフスタイルなど。『定年後の暮らしとお金の基礎知識2015』『冷え退治バイブル』(共に扶桑社)等にライターとして参加。