長く強く吐ききる力をつける「いの口」呼吸
1:5~10秒口を横に薄く開いて「いの口」にして吐く
5~10秒口を横に薄く開いて「いの口」にして吐く
スッと1秒で鼻から息を吸ったら、口を横に薄く開いて「いの口」の形にして、そのまま口から5~10秒かけて長く息を吐く。
2:もう1回強く吐く
もう1回強く吐く
もう吐けないところまで吐いたら、最後にもう1回グッとお腹に力を入れて吐ききる。
3:自然に入ってくる空気を吸う
自然に入ってくる空気を吸う
息を吐ききった後、自然に入ってくる空気を鼻から吸う。
これが1セットで、最初に戻り4~5セット繰り返します。
「やせ呼吸」をするときの正しい姿勢
この「いの口」呼吸を行うときは、姿勢も重要です。猫背のまま前かがみで呼吸すると、正しい姿勢のときより筋肉の機能が20%も低下してしまいます。
正しい姿勢は以下の通りです。
1:正しい座り方
正しい座り方
イスに座り、鎖骨の下とへその下に手をあてます。
このとき両手が縦方向にほぼ一直線になるのが正解。
2:正しい立ち方
正しい立ち方
座り方と同様に、手を鎖骨の下とへその下に置きましょう。
そして足を肩幅に開き、リラックスして立ちます。上下の手がほぼ一直線なら、耳、肩、ひざの横もくるぶしを結ぶ線も一直線に。
どちらも、上下の手が一直線になっていればOKです。
「いの口」呼吸のポイントは息を吐ききってから、さらにグッと吐くこと。こうすると、肺に残った空気を吐き出せるので、必要な分だけの新鮮な空気が肺に入ってきます。
奥仲先生は、お風呂で「い段」で終わる歌を歌い、「いの口」呼吸を実践しているそうです。できるだけ長く気持ちよく「い~~♪」と歌いあげると長く吐く練習になり、ストレス発散にもなるので、ぜひ試してみてください。
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