15周年の嵐は色気がすごい!

嵐マークのチャーム付きレイで歓迎され、野外に設営された特設会場へ。
いよいよ始まるハワイコンサートに胸が高鳴り、緊張する。

スクリーンには今までのシングルのPVが流れ、どこから嵐が登場するのかとソワソワしていると、バタバタバタと上空から音が……まさか、これはヘリ!?

頭上をヘリが旋回。スクリーンにヘリの中の映像、サングラスをかけた嵐たちが映しだされ歓声が沸き起こった。

ヘリから降り立ち、サングラスを外して颯爽と登場する姿はまさにスター!デビュー曲「A・RA・SHI」から、「Lucky Man」「五里霧中」とオープニングから会場が一体となって沸き立つナンバーで一気に盛り上げる。

そしてハワイ、というか夏の海にぴったりな「ハダシの未来」でこちらの緊張もほぐれたと思ったところで、なんと「PIKA☆NCHI」。

この「PIKA☆NCHI」がやばかった。2002年の発売当時は、まだアイドルに反抗するような、若さゆえのいきがっていた雰囲気が楽曲と合っていてそれも良かった。だが、そこから10年経った大人の嵐の「PIKA☆NCHI」は別物だった……!

クラクラするような色気とかっこよさ! 今の嵐はこんなにカッコいいの? と衝撃をうけるくらいカッコいい。大人の「PIKA☆NCHI」は必見。早くDVD&Blu-rayで観たい。

今回のハワイならではの曲となったのが「マイガール」と「Everything」。この2曲を、海を背にするサイドステージへ移動し、ハワイアンアレンジでお届け。綺麗な夕焼けと嵐と椰子の木のシルエットが本当に素敵で、ハワイの野外ステージだからこそ観ることができた光景にうっとり。

「Summer Splash!」では「やっぱりハワイも最高じゃーん!」と翔くんが歌詞をアレンジし、「CARNIVAL NIGHT part2」は5年ぶりとは思えない華麗なバク転を決めた大ちゃんの姿に歓声があがった。

嵐自身が15年を振り返る言葉にファンも涙

今回のコンサートでは、合間に嵐メンバーのインタビューVTRを演出で挟んでいた。

「一歩一歩階段を上がっていってのドームだったから、ファンの子も嬉しかったんじゃないかな(大野)」「また夢がひとつ叶った瞬間(松本)」。

デビューの年、アジアツアー、5大ドームツアー、国立競技場コンサートなど、嵐にとって大きな変化、進化を遂げた出来事についてそれぞれが語るVTRでは、当時を振り返るメンバーの言葉に涙するファン。

しかし、体調を崩していた2002年のハワイファンツアーのリベンジ、と張り切っている相葉ちゃんが喋る場面ではたびたび笑いが。少し気合が入りすぎているよう(笑)。

また、10周年を迎えたときの気持ちやコンサートについての想いも語られ、その中で「嵐っていう普通の男の子たちが、ある一定の条件を満たすと神格化する。その一定の条件がコンサート」と語ったにの。

これを自分で言っちゃう? と少しくすぐったくもあったが、本当にその通りで、納得してしまう言葉であり、印象に残った人も多いと思う。