1日中ずっと“大橋和也”

撮影/川野結李歌

――ライクレという普段の自分たちとは違うグループを組むというのはどうでしたか。

木村:FANTASTICSのときは爽やかさのある曲が多くて、ライクレはかわいいアイドル感がある曲なので、そこは全然違うし、これはこれで楽しいなと思いました。

――SNSに出ている映像とかを見ていると、皆さんがとても仲良くなっているように感じられました。

山中:本当に仲良くなりました。プライベートでも一緒にご飯に行ったりしますし、お互いのグループ事情を話したりもします。みんな超優しいし、面白いんです。

僕はチームで何かをすることが好きなんですけど、メンバーそれぞれの性格も大事だと思っていて。そういう意味でもみんないい人たちだったから、このメンバーで活動をしても一緒に戦っていけるなって思えました。

――何か仲良くなるきっかけがあったのですか。

山中:最初からすぐに仲良くなれたんです。誰一人、人見知りをしなくて。

©幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会
©幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会

――皆さんでいるときはやはり大橋和也さんが引っ張る感じですか。

山中:大橋くんはムードメーカーをしつつまとめてくれるという感じです。誰かが引っ張るというか、みんなで一緒になってふざけているんですけど、何かあったときには頼れる方です。とにかく、皆さんが知っている“大橋和也”のまんまなんです。

木村:本当に変わらないよね。

山中:僕らしかいないときでも変わらないから、「本物なんだ」って思いました(笑)。すごく尊敬しますし、だからみんなから好かれるし、愛されるんだろうなと。

木村:本当に明るいし、1日中ずっと“大橋和也”でいるからすごいなって。

山中:たぶん、家ではずっと黙っていないとわりに合わないと思う(笑)。

撮影/川野結李歌

――お二人から見た優生役の大久保波留さん(DXTEEN)、一生役のNAOYAさん(MAZZEL)はどんな人ですか。

山中:波留は末っ子でぽわっとしていてかわいいんだけど、意外と細かいところを見ていたりします。

木村:天然でかわいいです。誰かに騙されたりしないか心配になります。守ってあげたくなるようなところもありますね。で、NAOYAはずっとしゃべっています(笑)。

山中:ムードメーカーをしてくれて助かりました(笑)。本当に一緒にいてノンストレスな人たちだからこそ、実際のグループとして活動してもいけるんじゃないかって。

木村:めっちゃ思うよね。そのくらい仲良くなりました。

――本作の主題歌、LiKE LEGENDのオリジナル楽曲「YOU ARE SPECiAL」の印象も聞かせてください。

山中:初めて聴いたときは「王道、来たな」って感じで、「いい曲だな」というより、「この曲がいい!」「これしかない」って思いました。サビはすごく耳に残るし。

木村:1回聴いたら口ずさめると思います。

山中:ライクレのような王道のアイドルグループだったら大事なポイントだと思うんです。M!LKの曲とも少しテイストが違っていて、一度やってみたかったので楽しかったです。

木村:歌詞もストレートに入ってくるし、僕も最初に聴いたときから「めっちゃいい曲だ!」って思いました。

撮影/川野結李歌

――ダンスはどうでしたか。

木村:振付ができる前から、曲の印象としてはかわいいけどがっつり踊りたいなって思っていました。実際、かなり踊る振付なのですごく楽しかったです。

山中:僕は思ったより難しくて大変でした(苦笑)。

木村:確かに早いんだよね。歌いながら踊ると考えると大変です。