俳優業、作品選びのポイントは「おもしろさ」

 
撮影/市村円香

――10月23日に38歳の誕生日を迎えますね(取材は、誕生日直前)。

当日は、ドラマの撮影の予定です。残念? でもないですよ。僕は、誕生日に重きをおかないタイプなんです。周りの人に誕生日であることを話したりもしないし。撮影が終わったら、家に帰って、静かに一人でウイスキーを飲む予定です。

――ドラマといえば、来年は『明日も出勤』『月刊彼氏』という二作品の放送が控えています。作品選びでポイントにしていることは?

「おもしろさ」かな。これは僕がおもしろいと思うもの、という意味です。演じる人間が楽しんでいなければ、視聴者の方々を喜ばせることはできないと思うから。そして、キャラクター同士の関係性や、劇中で演じるキャラクターがどんな成長をするのか、そこが魅力的に映るかもチェックします。「連続して似たようなキャラクターを演じない」のも、マイルールの一つです。

――『明日も出勤』では、顔はいいけれど癖が強く“会社イチ嫌な男”と評判のシウ役。『月刊彼氏』ではウェブ漫画プロデューサーとして働きながら、サブスクのバーチャル恋愛シミュレーションに没頭するキョンナム役を演じていらっしゃいます。二人のキャラも随分違いそうですね。

そうでしょう? 『月刊彼氏』のキョンナムは現実にいそうな感じ、一方、『明日も出勤』のシウは漫画的なキャラクター。スタイルからして全く違います。でも二人ともとても魅力的なキャラクターなので、楽しみにしていただけるとうれしいです。

撮影/市村円香

日本では初となるオールバンドセッションのコンサート

「2025 SEO IN GUK CONCERT TOUR IN JAPAN [SIGNAL]」

[公演日程]
■大阪公演 Sold out
2025年11月2日(日)、3日(月・祝)
会場:オリックス劇場

■東京公演
2025年11月7日(金)
会場:東京ガーデンシアター
17:30開場/18:30開演(予定)

K-POPライター。90年代に“韓国アイドルの元祖”H.O.Tにはまり、2001年から5年間の韓国留学。留学中に日本で起こった韓流ブームにのり、韓流ライターや韓流番組のMCとして活動。帰国後は、ライター業や翻訳家業を中心に活動。得意分野は、K-POP史と新人K-POPグループの青田買い。

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