伊坂幸太郎原作の『ゴールデンスランバー』が韓国でも映画化。突然、事件に巻き込まれて壮絶な逃走劇を繰り広げるハメになる主人公ゴヌに扮するカン・ドンウォンが2017年の『MASTER マスター』以来の来日を果たし、日本公開記念プレミアムイベントを行なった。
あまりのかっこ良さに会場から漏れるため息
まず映画本編を15分ほど上映後に客席内から登場したカン・ドンウォン。檀上に上がると「お会いできて嬉しいです」とちょっとはにかみつつ挨拶しながら、用意された椅子に座る。すると、それだけで「ふぁ~♡」と声にならない黄色い感嘆が会場のあちこちから漏れたのはスラリとした彼の長い足がより一層目立ったからかもしれない。
『ゴールデンスランバー』は、日本オリジナル版(2010年の堺雅人主演作)を観て、韓国的にアレンジしたいと彼自らリメイクを希望したことから製作の話が動いたのだそう。「日本版よりスピーディーでスリラー要素やアクション要素を加味して、最後はもう少し希望を感じられるようにしたかった」のだとか。
新年が明けたばかりということで、年始には自身の母親と友人の母親、友人の4人で食事をしたことや、2019年の目標として「これまでと同じように頑張って映画を撮りたい」とコメント。さらに、『Tsunami LA』でハリウッド進出が決まっているため、「新しい環境で映画を撮ることになるのでアメリカで定着できるように頑張ります」と語った。
その後は、観客参加の『ゴールデンスランバー』にまつわる○×クイズのコーナーに。1度も間違えなかった人には映画のグッズがもらえるというプレゼント付き。映画本編をまだ観ていない人、韓国公開時にすでに鑑賞済みの人がいる中、全7問が終わっても残っている人が多いのを見て「思ったより多くの方が最後まで残られていますね」とニッコリ。最終的には彼とのじゃんけん対決で残りふたりまでに絞られ、“当選者”が決定した。