着用して寝ているだけで、身体の不調が改善できる服があれば……。
実は、そんな夢のようなアイテムが、すでに販売されているんです。
それは、「リカバリーウェア」というもの。聞き馴染みがない方もいるかもしれませんが、実は2009年に登場して以来、アスリートの間ではブームが起こっており、現在はビジネスパーソンや主婦、高齢者を中心に広まり、第二次ブームが起きているのだとか。
例えばHLコーポレーションが展開する一般医療機器のリカバリーウェアブランド「リフランス」は、シリカやトルマリンなど数種類の天然鉱石の混合体「プラウシオン®」をコーティング(含侵)した特殊な生地を使用しており、生地から発せられる遠赤外線が、自律神経の中でもリラックス状態に働く副交感神経に作用し、疲労軽減や安眠の効果を発揮するとされています。
一般医療機器というとハードルが高そうですが、パジャマだったり、ネックウォーマーだったりと、ふだんから使えるアイテムばかり。ふつうのものより少々お値段は張りますが、着用するだけで筋肉の緊張をほぐし、血流を促すなどの効果が実証されています。
そんな「リフランス」より秋冬の新作として発表された商品を中心に、在宅勤務などコロナの影響でさまざまな疲労がたまってきている今こそ使いたい、おすすめのリカバリーウェアをご紹介します。
現代人のさまざまな不調を「着るだけ」で軽減!「リカバリーウェア」5選
目の疲れに!「スリープマスク」
コロナによる外出自粛で在宅勤務に移行するなど、自宅で過ごす時間が長くなった影響で、テレビや動画を見ることが増えた方も多いのでは。ただでさえ現代人はスマホやパソコン使いによる目の疲れが大きいものですが、この期間でさらに疲労をため込んでいる人も少なくないはず。
そんな人に効果的なのが、こちらのアイマスク。目の周りを覆う内側の部分に、疲労回復や血流を促す特殊な生地を使用しているので、こり固まった目の筋肉をほぐし、心地よい眠りへと導いてくれます。
それだけでなく、血行不良による目のクマへの効果も期待できるので、美容にもうれしいアイテムとなっています。
目に当たる内側がくぼんでいるので、眼球に生地が直接当たらないのもポイント。目の周囲は柔らかいクッションとなっているので、長時間使用しても痛くなりません。さらに鼻あてがついているため、目の下からの光を遮断。安眠をサポートするさまざまな工夫が凝らしてあるんです。
寝る前や寝ている最中はもちろん、出張や旅行などの移動時や、お昼寝にも快適に使うことができます。
リカバリーウェアの中では、アイマスクは比較的手にとりやすい価格なので、入り口としてまずこちらのアイマスクから試してみるのもいいかもしれません。
肩こりの緩和にも「2WAYネックウォーマー」
こちらは、目の下から首回りをすっぽりと覆うフェイスウォーマー兼ネックウォーマー。スマホの長時間使用などによる慢性的な首、肩のこりにアプローチします。いわゆる「スマホ首」にも効果的です。
頸部は、内臓や血管をコントロールする自律神経が集中する場所。生地が副交感神経に作用し、筋肉をほぐし、血流を促すことで、首こりや肩こりの緩和が期待できるとのこと。
また、“天然の保湿剤”と言われ、化粧品にも使用される成分「真珠パウダー」をナノレベルに粉砕し、レーヨンの糸に練り込んでいるのも特徴。綿100%素材と比べ、約1.2倍もの保湿効果を実現しています。
肌触りもよく、ゆったり編まれているので、締め付け感や息苦しさもありません。肌や喉が乾燥しやすい睡眠時に使用するのがイチオシなのだとか。こりの解消に加えて、保湿対策にもなるお得なアイテムです。