全国映画動員ランキング発表!(5/15-5/16)
興行通信社が5月15日(土)、16日(日)の全国映画動員ランキングを発表しました。
今週はアカデミー賞受賞作品など4本の新作がランクインしています。先週のTOP3『名探偵コナン 緋色の弾丸』『るろうに剣心 最終章 The Final』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は何位になったのでしょうか?
10位『ノマドランド』
第93回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞を受賞した『ノマドランド』は公開8週目もTOP10入りです。
監督は、クロエ・ジャオ。出演は本作で3度目の主演女優賞を獲得したフランシス・マクドーマンドほか。
リーマンショックによる企業倒産の影響で、長年住み慣れたネバダ州の住居を追われた60代の女性ファーン。すべてを失った彼女は、遊牧民としてキャンピングカーを住処とする車上生活者になることを決意。過酷な季節労働をしながら、彼女は日々を懸命に生きる。
9位『くれなずめ』
松居大悟監督が、成田凌、高良健吾、若葉竜也、浜野謙太、藤原季節、目次立樹らを迎えて描く、実体験を基にした青春コメディ『くれなずめ』は初登場9位にランクインです。
友人の結婚式で集まった6人のアラサー男子たちが、披露宴と2次会の間にできた時間の中で起こす騒動が描かれます。
優柔不断だが心優しい吉尾は、欽一、明石、ソース、大成、ネジと友人の結婚式で久々の再会を果たす。赤いフンドシで踊るダンスを余興で披露した彼らだったが、周囲は興ざめ。気まずい状況の中で2次会を控えていた6人は、道中で学生時代の記憶に思いを馳せる。
8位『ファーザー』
アンソニー・ホプキンス主演のヒューマンドラマ『ファーザー』は初登場8位に。
第93回アカデミー賞では、作品賞、主演男優賞、助演女優賞など6部門にノミネートされ、アンソニー・ホプキンスが『羊たちの沈黙』以来、2度目のアカデミー主演男優賞を、クリストファー・ハンプトン、フロリアン・ゼレールが脚色賞を受賞しました。
ロンドンでひとり暮らしをする、81歳のアンソニー。彼は認知症により記憶が薄れ始めていたが、娘のアンが手配した介護人を頑なに拒否していた。そんな折、パリで新たな恋人と暮らしているはずのアンの夫であると主張する、謎の男がアンソニーの前に現れる。
7位『ジェントルメン』
マシュー・マコノヒーをはじめ、チャーリー・ハナム、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ドッカリー、コリン・ファレル、ヒュー・グラントら豪華キャストが一癖も二癖もある個性豊かなワルを演じるノンストップ・クライム・サスペンスです。
監督は、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』『スナッチ』のガイ・リッチー監督。
ロンドンである日、大麻の栽培で財を成したアメリカ人・ミッキーがビジネスを売却し、引退するとの噂が流れる。それを聞きつけた強欲なユダヤ人の大富豪やゴシップ紙の編集長、マフィアらはミッキーが残した500億円もの利権をめぐり跡目争いに身を投じる。
6位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
ロングラン大ヒット中の『鬼滅の刃』は31週目に入りました。
先週からひとつ順位を下げるも、累計は観客動員2893万人、興収399.7億円を突破しました。
アニメ最終話に続く舞台“無限列車”で繰り広げられる炭治郎やその仲間たちと鬼の攻防戦を描く本作。TVアニメ版から続投の花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、平川大輔ら豪華声優陣が出演。監督も引き続き、外崎春雄が務めています。