僕の青春の音楽はロードオブメジャーさん
――では最後に、本作は音楽が題材ですが、町田さんにとって音楽はどんな存在ですか。
やっぱり自分の心を豊かにしてくれますよね。僕は音楽に詳しくないですが、そんな詳しくない人でも、聴くだけで惹きつけられるものがある。それってやっぱり音楽の持っている力だと思いますし。世の中には音楽が必要ですし、人にもやっぱり音楽が必要。たぶんこれからも音楽から学んだり刺激を受けることはたくさんあると思うので、この先どんな音楽に出会えるのか楽しみです。
――町田さんって自分の人生のテーマソングってあったりしますか。
あんまりないです。最近トレーニングで気合いを入れるときに聴くのは、Queenさん。やっぱり上がりますね。でも、人生でとなると何でしょうか。ぱっと答えられないということはまだないのかもしれない。これから出会えたらいいですね。
――では、学生のときにいちばん聴いていた音楽は何ですか。
青春のバイブルという意味ではロードオブメジャーさん。僕自身、野球をやっていまして、当時からずっと『MAJOR』という漫画が大好きだったんですよ。だから、ロードオブメジャーさんが歌う『MAJOR』の主題歌を聴くと、今でもちょっと燃えちゃいますね。
ラジオに出させていただくとき、好きな曲をリクエストされると、いつもロードオブメジャーさんを挙げちゃっているので、聴いてくださっているみなさんはちょっとしつこいと思っているかもしれないですけど(笑)。でも、そういう曲があるっていうのもいいですね。
――わかります。個人的な話ですが、お葬式にかける曲も決めていますもん。
そうなんですか。それはすごいですね(笑)。
――町田さんはないですか、お葬式のときにこれをかけたいという曲は。
今のところはやっぱりロードオブメジャーさんの『心絵』かなあ。あとはQueenさんか。
――どちらにしても熱いお葬式になりそうですね(笑)。
確かに(笑)。でもあまり湿っぽくならず、そんなふうに笑い飛ばしてほしいですね。あいつ、なんでここでこの曲かけているんだ、みたいな(笑)。
映画『太陽とボレロ』は6月3日(金)より公開中。
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