星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」は2023年2月23日公開の映画『湯道』とコラボレーションをし、映画公開記念として映画の世界を追体験できる宿泊プランが登場。
石川県の山代温泉にある「界 加賀」にて『湯道』体験レポートします。
新しい感性が息づく加賀伝統の温泉宿「界 加賀」
映画『湯道』は、小山薫堂氏が企画・脚本を務めた“お風呂”をテーマにしたエンターテインメント映画です。
同ホテルブランドでは、2023年2月23日~3月14日の期間、同映画のワンシーンを追体験できる宿泊プランを提供。
通常でも素敵なお宿ですが、さらに素敵なプランが用意されています。
今回追従体験をするのは、石川県の山代温泉にある「界 加賀」。
多くの文化人を迎えてきたという「白銀屋(しろがねや)」の歴史を引き継いだ加賀伝統の温泉旅館は、紅殻格子(べんがらごうし)が特徴的。
フロントホールを含めた伝統建築棟と茶室が、国の登録有形文化財になっています。
風情ある門構え周辺に積もった雪が、冬の温泉場らしくて素敵。
さらに暖簾をくぐると、趣のある中庭や伝統建築など、380年の歴史ある風格が漂っています。
映画『湯道』を追体験できる宿泊プランは?
同旅館で楽しめる追従体験は、映画『湯道』に登場する「湯道会館」での『湯道』をイメージ。
大浴場にて、物語に登場する「湯道の心得」の掲示など、映画を盛り上げるおもてなしが用意されています。
プラン1「湯道」の作法を予習するガイドブック
【湯道具】
映画内には湯への心得を「湯道」家元が説く「湯道会館」が登場。湯の作法を披露するシーンがあるのですが、「界」では、この作法をまとめたガイドブックを用意。入浴前に目を通すことにより、湯に向き合う準備ができます。
プラン2「湯道」の家紋が入った漆の水吞みで水分補給
映画に登場する「湯道会館」で行われる作法のひとつとして、入浴前の水分補給「潤し水」を家紋の入ったうるし塗りの水呑みが用意されています。
プラン3 入湯後、湯に向き合う
「潤し水」で喉を潤した後は、入浴前に掛け湯を行う「湯合わせ」(映画内に登場する「湯道」の作法の1つ。)を行い、いよいよ入湯。映画『湯道』の中ではランクが上とされる“朱色の手ぬぐい”を頭に乗せればどっぷりと映画の世界に浸れます。
また、プラン内のガイドブック、水吞み、手ぬぐいは持ち帰ることができるので、自宅でも湯と向き合う追体験ができます。