Huluオリジナル「THE HEAD」Season2がHuluにて独占配信中。南極の科学研究基地を舞台にしたSeason1は2020年に世界公開され、放送・配信国が公開当初の3倍の世界90カ国と地域に拡大するなど好評を博した国際連続ドラマシリーズの最新作だ。
Season2は、太平洋に浮かぶ全長150mの巨大貨物船を装った秘密研究基地・アレクサンドリア号を舞台に、善と悪がぶつかり合う震撼の事件をスリリングに描写。ある日、首のない死体が見つかったことをきっかけに、極限状態に追い詰められる人たちが真相に迫っていくサバイバルスリラーだ。
今回、メインキャストのひとりとしてエンジニアのユウト・ナカムラ役を演じるのは、唯一の日本人キャストとなる、福士蒼汰。
5月30日に30歳を迎えた福士は「20代のうちに海外作品に挑戦したいという夢があったので、29歳でその夢が叶い、すごくうれしかった」と、20代最後に撮影した今作への出演と公開を喜ぶ。初の海外作品について話を聞いた。
とてもやりがいがあり安心して参加できた
ドラマや映画や舞台と、引っ張りだこの福士蒼汰。どの作品でもひときわ輝く存在なのは、端正な顔立ちと凛とした佇まいだけではなく、多忙を極めるなかでも自己鍛錬を怠らない努力家だからこそ培われた人間力を発揮するからだろう。そんな福士は「THE HEAD」Season2への出演経緯をこう振り返る。
「今回はオファーをいただいたのち、ホルヘ・ドラド監督やプロデューサーの方々とまずオンラインでお話をさせていただいて、とても緊張しました。僕は今まで独学で英語の勉強をしてきたので、どこまで通用するのか不安にも感じていましたが、ユウト役を僕に託してくれたことが嬉しかったです」
晴れて出演が決まった福士は、Season1に出演し1と2ともにエンディングテーマを担当している山下智久からも助言をもらったそうだ。
「Season1で海外作品に初挑戦された山下さんは日本人ひとりですごいな、いいなと観ていました。ストーリーもスリリングでとてもおもしろかった。まさか2年後に、自分自身が出演することになるとは思っていませんでした。当時恐ろしい展開にハラハラしながら見ていたのですが、自分もあの物語の続きが起こる船に乗らなくてはいけない運命に(笑)。とてもやりがいがあるなと感じましたし、山下さんからも『いい監督とプロデューサーさんだから、安心してやっていいよ』とお話を聞いていたので、安心して参加できました」