「ソウル食品」の生ビールと茹でたサザエ
日本のコンビニに韓国のソジュ(焼酎)が並ぶようになって久しいが、新緑の季節を迎え、25度を超える日が続くと恋しくなるのがビール。
今回はソウルでビールを安く美味しく楽しむ方法をお教えしよう。
小さな食料雑貨店「シュポ」で飲む
ソウルの路地裏には個人経営のコンビニとでもいうべき食料雑貨店が多い。スーパーマーケットの韓国的発音「シュポマケッ」の略称「シュポ」と呼ばれる店だ。
シュポには、食料雑貨店然としている店と、限りなく飲み屋に近い店、その中間などがある。
乙支路4街駅の4番出入口から徒歩1分のシュポ「テボンマートゥ」。テボンとは大福の韓国語読み。この店の食料雑貨店と飲み屋の比率は4対6
「テボンマートゥ」で後輩からビールを注いでもらう筆者。背景の食品や日用雑貨がいかにもシュポ
初夏になると、お菓子や缶詰が陳列された店内の簡易テーブルで一杯やる人たちをよく見かける。
酒の値段も一般の飲食店より安い。いかにも地元っ子の飲み方だが、シュポは下記の韓国語決まり文句がわかれば外国人旅行者でも利用できる。
アニョハセヨ(こんにちは)
メクジュ ハンジャン マショドテジョ?(ビール一杯飲んでもいいでしょ?)
○○ ジュセヨ(○○ください) ※○○の部分につまみ名
チャル モッコ カムニダ(ごちそうさまでした) ※直訳は、よく食べて(飲んで)行きます
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