絶品! 個性的な「4種類の食パン」を実食

グリーンサムでは、4タイプの食パンを焼いている。

「ホワイト ブレッド」 どんな食べ方をしても美味しい、オールマイティな角パン。

食パン「ホワイト」

「イエロー ブレッド」 バターを30%使用した、リッチな食パン。生地は甘く、焼かずにちぎるようにして食べると口いっぱいにバターの味わいが広がる。

「イエロー ブレッド」

「グリーン ブレッド」 グリーンサムと同じパン生地を使った、モチモチ感が特徴の食パン。

「グリーン ブレッド」

「ブラウン ブレッド」 カボチャの種、ヒマワリの種、オーツ麦、胚芽、亜麻仁、白ゴマを練り込んでいるので、栄養価が高いだけでなく、食感が愉快な食パン。

「ブラウン ブレッド」
「ブラウン ブレッド」

食パンを買うと、どう食べると美味しいのか、その目安が書かれたカードをもらえる。

最後に、グリーンサムの畑を作ってくれたジョン・ムーアさんを紹介する。

ジョンさんは元パタゴニア日本支社長。現在、一般社団法人「シーズ・オブ ・ライフ」代表理事として未来へ種子をつなぐ活動を続けている。

ジョンさんと杉窪さんは、〈自分たちで小麦を栽培し、収穫し、脱穀し、パンを焼いて食べよう〉というワークショップ「種から種へ」に参加している。

昨秋、都下の畑に植えた小麦が、順調に育っている。
6月16日(日)に小麦を収穫し、6月30日(日)に脱穀する。9月、その小麦でパンを焼いて食べる予定だ。

同ワークショップには、誰でも参加できる。興味がある方はフェイスブックをチェック。

同ワークショップには、「カタネベーカリー」(代々木上原)の片根大輔さんと「ブラフベーカリー」(横浜)の栄徳剛さんも参加している。嬉しいことに、ワークショップでは、彼らが作ったパンが食べられる。

ちなみに、キャンプ雑誌『ガルヴィ』(実業之日本社)では、「種から種へ」の様子を、連載「パンとアウトドアのいい関係」でレポートしている。こちらも御一読いただければ幸いです。

【GREEN THUMB】
住所/東京都渋谷区桜丘町28-9
電03-6452-5611
営業8時〜18時
*価格はすべて税別

東京五輪開催前の3歳の時、亀戸天神の側にあった田久保精肉店のコロッケと出会い、食に目覚める。以来コロッケの買い食いに明け暮れる人生を謳歌。主な著書に『平翠軒のうまいもの帳』、『自家菜園のあるレストラン』、『一流シェフの味を10分で作る! 男の料理』などの他、『笠原将弘のおやつまみ』の企画・構成を担当。