親にも、「アレしたほうがいいんじゃない? コレしたほうがいいんじゃない?」って、細かく言われたりするんです。でも、やっぱり“私の人生、私のもの”って思うと、“それをするのは今じゃない”って思うんです。自分で、自分のタイミングはわかっているから。
もしかしたら、そうすることで、チャンスが花を咲かせることもあるかもしれない。でもそこは、信頼しているマネージャーさんたちと一緒に話しながら、「これから先10年の宮澤佐江」を作っていけたらと思ってます。
--連載開始したのは22歳でしたね。
四捨五入したら、10年ですね! 自分では成長を感じないけど、ミラチャイスタッフさんたちには、発言や見た目から、いろんな成長を近くで感じてもらえているのかな??
--年に1回会う人のほうが、変化をすごく感じるかもしれません。「ミラチャイ」は月1回の取材なので、毎回の取材では、大きな変化は感じにくいかもしれませんが、その反面、小さな変化がわかるし、変化を見逃さないでいられるのも、連載の強みだと思ってます。
なるほどぉ。。
--連載の途中からは、ひとつの事柄に対して、俯瞰で多面的に捉えている佐江ちゃんの特徴が見えてきて。話してくれる内容も、厚くなっているのを感じてきました。
「俯瞰的」も、「ミラチャイ」でよく言ってくださるワードですね。このあいだ、マネージャーさんたちと、未来について話したときも、「俯瞰的に見ているね」「考えが冷静だね」って、言われたのを今、思い出しました(笑)
--自分を俯瞰で見るのは、なかなか難しいと思うんです。AKB48の頃から、「全体の中での自分」を捉えているのかもしれませんし、元々そうだったのかな? と考えたりもします。
「ガムシャラに生きる」ことは格好いいし、「ガムシャラに生きる」のって、自分の一番好きな生き方なんです。
でも、ガムシャラにやりたいことをやって、すごく努力をしても叶わないこともある。それをアイドル時代に経験しているから。だからすごく冷静なんだと思う。やりたかったことをやって、それが結果につながるのかを、すごく考えているのかもしれません。
--佐江ちゃんは、自分を客観的に見ている別の自分がいて、当事者でいてもなぜか冷静な見方をしている。チームや舞台でも、スタッフを含めた自分の立ち位置を、すごく考えているなと思います。
-
[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
-
[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
連載9年間の最後の取材で、佐江ちゃんがお話してくれた内容を、今回と最終回となる次回でたっぷりお届けしていきます。今回はこれまでの撮影や、今楽しみにしていることについて。情報解禁となった『キングアーサー』に出演を決意したきっかけも聞きました!
-
[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】
2013年にスタートした「ミラチャイ」連載。今回は、佐江ちゃんが9年間の連載期間を通して“自分はここが成長したな”と、思うことを話してくれました。アイドル卒業後、まもなくして立ちはだかった壁を乗り越えながら、次第に気づいたとても大切なこととは?
-
[第57回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「今につながる、人との出会いと仕事」【1】
ミラチャイ連載の9年間を振り返る1回目は、今に繋がるお仕事や、人との出会いに焦点をあてていきます。上海で活動できなかった時期を支えてくれた作品『クザリアーナの翼』や、地球ゴージャスさんへの思い。連載終了を発表した経緯についてもお話します。
-
[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。