撮影/杉映貴子

突然、重力のバランスが崩れてしまったら? そんなもしもの世界を描くのが映画『バブル』だ。

世界に降り注いだ謎の泡の影響で、重力が崩壊した東京。ライフラインを絶たれた東京では、若者たちがチームを組み、ビルからビルを駆け回るパルクールに興じていた。

ある日、パルクールチーム・ブルーブレイズのエースであるヒビキは、危険なプレイが原因で海へと落ちるが、そこで不思議な力を持つ少女・ウタに命を救われる。

パルクールのセンスは抜群……しかし、他人とはあまり深く関わらないように、あまり周りともコミュニケーションを取らない寡黙な少年・ヒビキを演じる志尊淳さんに話を聞いた。

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ヒビキとの共通点は「一匹狼」?

撮影/杉映貴子

――最初、脚本を読まれたときの印象はいかがでしたか。

台本の段階でもおもしろいと思ったんですけど、絵を見たときに、こんなに広がっていくんだ! というワクワクというか……何か、未知の世界に飛び込んでいく刺激がありました。

――「ヒビキ」という役作りはどのようにされたのでしょうか。

「声優だから」という役作りは特になかったです。僕を選んでいただいているということは、今までの形を変えてやってくれ、ということじゃないと思ったので、普段、演じている声だけを切り取られている、というイメージでやっていました。

――「ヒビキ」のキャラクターに共感したり、似ていると感じる部分はありましたか?

ヒビキは一匹狼と言うか。僕も結構ひとりでいるのが好きなタイプなのでそこは共感できますね。

ただ、役を作るときは共感するか、しないかではあまりやっていないんです。それをやってしまうと、主観的になってしまう。自分とヒビキは違う人物として切り離して、「ヒビキはこんなふうに思っているんだ」と考えて作っていきました。

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