【いすみ線】知られざる「空中鉄道庭園」は鉄道ファン必見!
次は、房総半島を縦断する小湊鉄道線といすみ線のエリアを攻める。まずは、太平洋側に線路がのびるいすみ線の大多喜駅へ。
徳川四天王のひとり、本多忠勝が築城した大多喜城の復元建造物を見上げながら、城下町を歩く。「ここは大多喜城を見事にスルーして、“空中鉄道庭園”に連れて行く!」(鉄男)というわけで、地元和菓子をクルマのなかでいただきながら、大原方面へクルマを走らせる。
大多喜にある「御菓子司 津知家」で買い込んだ「上総大多喜城 最中十万石」は、「粒あんが重厚でぎっしり。どっしりとしたボリュームなのに、さっぱりとした甘さがいい」と女子。
●御菓子司津知家
住所:千葉県夷隅郡大多喜町新丁83
TEL:0470-82-2255
ついに遭遇! 田んぼの向こう、丘の上にレア電車が鎮座!?
鉄男「ほら、あの丘の上、見てみてよ」
女子「きゃーっ、な、なーにーあーれーっ!!」
その光景に、誰もが絶句する。田畑が続く何もない土地の先、丘の上に黄や赤、青といった実物の鉄道車両が大量に置いてある。
これが「いすみポッポの丘」。小高い丘に15両以上の鉄道車両が眠る“空中庭園”で、鶏卵牧場を営むオーナーがつくったことから、車両の中で新鮮な玉子が買えたり、「卵かけごはん」も試せる。
女子「うわーっ、ワタシ、この電車が走る沿線に住んでたことある!」
最近、このポッポの丘にやってきた丸ノ内線400形(454号)の車内に入って懐かしむ女子。
「ちなみに、この電車には乗ったことがないはず。いま02系だから」と鉄男がツッコミを入れたが、女子は完全に無視。北陸の路面電車(デ7000形7052号)車内に移動し、玉子や海苔の買い物にひとり夢中だった。
●いすみ ポッポの丘
住所:千葉県いすみ市作田1298
TEL:0470-62-6751