【成田スカイアクセス線】「空の鉄」と「陸の鉄」、両方を体感!
のんびり走るローカル線の沿線をドライブしてきたが、次は“国内最速”の現場に行く。
「在来線の国内最高速と、印旛沼グルメを体感させたい」というわけで、成田スカイアクセス線の印旛日本医大駅を目指してクルマを走らせる。
と、その前に成田空港周辺をドライブなら外せないスポットがある。“空の鉄分”が補給できる「航空科学博物館」へまず、向かおう。
「うわーっ、なんか、航空管制官になった気分!」と女子が興奮するように、同館5階の展望展示室からは、成田空港を離着陸する旅客機を間近に見られるのだ。
「最近では、鉄道好き女子の『鉄子』に対して、飛行機ラブな女子を『空美(そらみ)』って呼ぶらしいよ」(鉄男)
「なんだ~。ぜんぜん空美ちゃんのほうがいい~~~」(女子)
「(な、なぁ~~~にぃい!)」(鉄男)
北側にボーイング777が飛び立ったと思ったら、南側からすぐにB787が着陸。ピーク時には2分に1回離着陸する。日本を代表する国際空港の多忙ぶりが垣間見れる。
●航空科学博物館
住所:千葉県山武郡芝山町岩山111-3
TEL:0479-78-0557
航空科学博物館の興奮をそのままに印旛沼へ。「なんか、すっごい寂しいところに連れてこられた……」と凹む女子に、「ちょっと待ってると衝撃的なシーンに出会えるから」と鉄男。
成田スカイアクセスの上に架かる県道から線路をボーッと眺めていると、向こうからヘッドライトが迫ってきた(シャーシャシャーシャシャーシャシャー…………)。
あっという間に股下を通過していった電車。
鉄男「あれがスカイライナー。新幹線をのぞく在来線という枠で国内最速、時速160kmで走ってる。速いでしょ! 新幹線と同じようなしっかりしたレールが……」
女子「それはわかったから、次はうなぎ、うなぎ、うなぎ♪」
スカイライナーの豪速を間近に見たあとは、印旛沼名物のうなぎをいただきに。
のどかな畔に建つ「レストハウスとみい」のドアを開ける。