【坡州編】トッケビとウンタクが食事するカナダの高級レストラン
トッケビがウンタクを連れていくカナダの高級レストランでの食事の場面です。
高い天井、数々の自画像、クラシカルなインテリアと、どれをとっても素敵。
トッケビの剣にまつわる話をするなかで、信頼する人に剣を刺され現在「939歳」だと答える彼の大変な人生を気遣うウンタクです。
ドラマでは、カナダにあるお店という設定で登場しましたが、韓国の京畿道坡州(キョンギドパジュ)市にある「Cafe ZINO(ZINO Gallery Cafe)」がロケ地です。
クラシック音楽が流れる店内は、とっても優雅。
劇中の別の場面でも、同じカナダにある高級レストランとして、登場。
トッケビがウンタクの未来について、ひとりで嫉妬したりニンマリしたりと、感情を揺さぶった場面としても印象に残ります。
ふたりは時を重ねても、同じ席で食事しました。
トッケビの常連の店でもあり、ウンタクのお気に入りの店でもあります。
この席がある1階の奥には、大きなグランドピアノが置かれていました。
私が行った時には、20代ぐらいの男性がお茶を飲む合間にピアノを弾いていたので、店内のお客さんは誰でも弾いていいようです。
ドラマ『愛の不時着』でも、このピアノの場面が登場しますが、お店はほかのドラマで撮影されることも。
2階へ行く階段にも絵が飾ってあって、店内のどの場所にいても、心地よい音楽に身をゆだね、時の経つのを忘れます。
『トッケビ』では、ユ会長の執務室としても使われていた2階も、素晴らしい空間。
撮影で使用された場所には、近くに場面写真が飾られています。
このソファにはトッケビが座り、その時の写真が飾られていました。
せっかくの機会なので、同じソファに座って記念撮影。うれしい。
お店にいる間、何組か恋人同士で来店する方がいて、ロケ地以外にデートスポットとしても知られているようでした。
恋人同士の写真を撮るお手伝いをしたところ、かわりに私の写真も撮ってくれました。「ハナ、トゥル、セッ(いち、にの、さん)」とパシャリ。
「Cafe ZINO」は、クラシカルで大きな洋館になっています。
お店の反対側には犬小屋があって、ワンちゃんが2匹いました。
本当にカナダにいる気分にさせてくれる洋館ですが、実はお店のある坡州市は、北朝鮮との軍事境界線(38度線)に接する場所。
ソウルの明洞(ミョンドン)からここまで車で移動したのですが、日本語のできる韓国人のドライバーさんいわく「そばにある川を脱北者が泳いで来ないよう見張っている」という見張り台のようなものも見えました。
ソウルから離れた場所にある「Cafe ZINO」は、コーヒーもケーキもおいしかったです。
ドリンクをオーダーすると手作りクッキーが付いてくるのですが、そのクッキーはお土産でも購入可能。
勉強中だけどまだまだ拙い韓国語と、カタコトの英語、そして携帯の翻訳アプリを使用して、お店の方に「日本から来ました」などと話していると、お土産のクッキーを少し足してくださり優しさにじ〜んとしました。