青森ならでは!「ねぶたハロウィン」が新登場
そして2023年10月31日(火)までのハロウィン期間限定で、青森ならではのハロウィンを楽しめるイベント「ねぶたハロウィン」も開催中。
ハロウィンらしいこうもりやおばけモチーフが描かれた跳人(青森ねぶた祭の踊り手)衣装を着た「ハロウィンねぶた」が、フロント横の「囲炉裏ラウンジ」に登場しています。
ねぶた祭りやハロウィンにちなんだ仮装も用意されているので、ぜひお気に入りの仮装に身を包んでハロウィンねぶたと一緒に写真を撮ってくださいね。
また、ハロウィンねぶたの近くにいるスタッフに、「トリックオアトリート」ならぬ「こんびりけねばちょすはんで!」(お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ)と唱えると、ハロウィンらしい絵柄の南部せんべいがもらえます。
時間は18:00~20:00。1日50枚限定で、せんべいの絵柄はお任せです。
青森らしいぬくもりが感じられる客室「あずまし」に宿泊
青森屋の客室は全236室。それぞれ異なる伝統工芸品をしつらえた6タイプの客室がありますが、今回宿泊したのは「あずまし」という客室です。
客室名となっている「あずまし」は、青森の方言で「心地よい」の意味。どこか懐かしいような雰囲気を感じる和室の客室は、まさに心地よく、ずっと暮らしたくなるような滞在が叶います。
客室には、青森県南部地方の伝統工芸品「八幡馬(やわたうま)」の置き物や、カラフルで温かみのある「南部裂織(なんぶさきおり)」のベッドランナーが。なんとひとつひとつが手作りだそうで、こんなところからも人のぬくもりを感じます。
「あずまし」には和室と和洋室、半露天風呂付の3タイプがあります。
ほかにも、リビングにしつらえた立体的なねぶたが大迫力の「青森ねぶたの間」や、リビングと寝室が分かれた和の風情あふれるお部屋「うんかん」、青森の方言で「ゆりかご」を意味する「えんつこ」など、さまざまなタイプのお部屋が用意されているので、ぜひお好みで選んでみて。
四季折々の景色が楽しめる大浴場へ
青森には人気の温泉地も多くあり、温泉を楽しむのにもよい土地です。
青森屋の大浴場は、壁と天井、浴槽とすべてに青森ヒバが使われた香り豊かな内湯「ひば湯」。そして、湯舟が池に張り出して水の上に浮かんでいるような気分になれる露天風呂「浮湯」があります。
泉質はアルカリ性単純温泉の美肌の湯。源泉かけ流しで、まったりとした泉質のお湯をそのまま楽しめます。
浮湯は、水面に映り込む四季折々の景色を眺められる昼、湯けむりの中優しくライトアップされた景色が楽しめる夜とで、がらりと印象が変わる露天風呂。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉と季節ごとにうつりゆく自然を感じられる浮湯ですが、冬の12月~3月には「ねぶり流し灯篭」が行われます。
睡魔を払い、穢れを川や海に流す行事とされる「灯篭流し」が起源となった「ねぶり流し」。ねぶたの山車と、宿泊ゲストがお願い事を書いた小灯篭を浮き湯の周りの池に浮かべるイベントです。雪景色の中、幻想的な光景が見られそうですね。
さらに、時間があれば、宿を出て10分ほど三沢駅方面に歩いていった場所にある「元湯」も楽しみたいところ。青森の伝統工芸品「津軽びいどろ」をしつらえた昭和レトロな雰囲気の浴場です。津軽びいどろのガラスから朝日が差し込んで、色とりどりの光で幻想的に彩られる朝風呂がおすすめですよ。